
登録販売者試験って、受ける都道府県県によって合格しやすさが違うって本当?」
実はこの疑問、まったくその通りなんです。
令和6年度の試験では、合格率トップの北海道が62.3%だったのに対し、最下位の沖縄県はわずか24.5%。
同じ資格試験なのに、約38ポイントもの差が生まれています。
しかし、年度によって合格率が激変する県もあり、「合格率が高い県で受ければ安心」と単純に考えるのは危険です。
この記事では、令和4年〜令和6年の3年分の合格率データを振り返り、「安定して合格しやすい県」「難しい県」「年度で難易度が激変する要注意県」を明らかにします。
- 安定して合格率が高い県(簡単な県):
北海道、群馬県、静岡県、宮城県(毎年44〜62%) - 慢性的に合格率が低い県(難しい県):
高知県、福井県、沖縄県(毎年21〜46%) - 年度で変動が激しい要注意地域(予測しにくい県):
中国・四国地方、九州・沖縄地方 - 複数の地域で受験すれば合格チャンスは広がる
- 合格率は驚異の89%(全国平均の約2倍)!
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過去3年間の都道府県別合格率の一覧表

まず、令和4年度から6年度までの3年間における登録販売者試験の合格率とその平均値をまとめました。
3年間の合格率平均値が高い順に並べています。
| 都道府県 | 3年間の平均 | 令和6年度 | 令和5年度 | 令和4年度 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 55.2% | 62.3% | 51.2% | 52.0% |
| 群馬県 | 54.5% | 51.2% | 55.2% | 57.1% |
| 静岡県 | 51.8% | 56.6% | 52.7% | 46.1% |
| 宮城県 | 49.7% | 55.0% | 44.7% | 49.4% |
| 大分県 | 49.6% | 35.7% | 54.9% | 58.1% |
| 茨城県 | 49.5% | 46.5% | 53.7% | 48.3% |
| 愛知県 | 49.2% | 56.7% | 47.5% | 43.5% |
| 青森県 | 49.0% | 54.9% | 43.3% | 48.8% |
| 三重県 | 48.4% | 57.2% | 43.2% | 44.8% |
| 新潟県 | 48.2% | 43.5% | 50.8% | 50.4% |
| 奈良県 | 47.9% | 41.8% | 54.2% | 47.8% |
| 長野県 | 47.6% | 42.0% | 50.7% | 50.0% |
| 福岡県 | 47.5% | 30.9% | 53.4% | 58.3% |
| 山梨県 | 47.1% | 40.1% | 45.0% | 56.1% |
| 岐阜県 | 46.9% | 55.1% | 45.1% | 40.5% |
| 神奈川県 | 46.6% | 47.8% | 47.5% | 44.6% |
| 山形県 | 45.9% | 52.5% | 41.9% | 43.3% |
| 岩手県 | 45.8% | 51.5% | 44.3% | 41.6% |
| 石川県 | 45.4% | 52.2% | 43.5% | 40.5% |
| 富山県 | 44.9% | 52.2% | 41.6% | 40.8% |
| 熊本県 | 44.8% | 31.3% | 48.8% | 54.2% |
| 栃木県 | 44.7% | 42.8% | 48.0% | 43.4% |
| 佐賀県 | 44.6% | 28.7% | 45.9% | 59.3% |
| 長崎県 | 44.2% | 30.3% | 47.0% | 55.2% |
| 埼玉県 | 44.0% | 46.7% | 45.3% | 40.1% |
| 東京都 | 43.8% | 45.8% | 44.0% | 41.5% |
| 秋田県 | 43.5% | 50.0% | 39.7% | 40.7% |
| 福島県 | 43.2% | 47.5% | 40.1% | 42.0% |
| 広島県 | 43.1% | 55.9% | 30.7% | 42.7% |
| 千葉県 | 43.0% | 45.9% | 43.2% | 39.8% |
| 宮崎県 | 42.9% | 29.4% | 46.0% | 53.3% |
| 山口県 | 42.6% | 54.3% | 29.7% | 43.9% |
| 鹿児島県 | 41.5% | 28.8% | 45.1% | 50.7% |
| 香川県 | 40.5% | 52.8% | 24.9% | 43.7% |
| 岡山県 | 39.7% | 51.8% | 28.1% | 39.3% |
| 鳥取県 | 38.9% | 53.1% | 26.3% | 37.3% |
| 関西広域連合 | 38.7% | 46.7% | 34.4% | 35.1% |
| 愛媛県 | 38.6% | 51.8% | 25.3% | 38.7% |
| 島根県 | 37.4% | 50.2% | 28.2% | 33.8% |
| 沖縄県 | 36.2% | 24.5% | 39.5% | 44.6% |
| 福井県 | 34.8% | 40.1% | 33.8% | 30.6% |
| 高知県 | 32.6% | 46.6% | 21.4% | 29.8% |
使用データ:厚生労働省
このデータを基に合格が難しい都道府県と簡単な都道府県を考えていきます。
登録販売者試験の合格率は県によってこんなに違う

先程の表から登録販売者試験の合格率は、都道府県によって大きな差があることがわかりました。

どの県で受験するかによって、合格のしやすさが大きく変わる可能性があるのです。
これは試験問題が地域ごとに異なることが主な原因で、地域によって毎年合格率は異なります。
全国平均合格率の推移を見てみましょう。
| 年度 | 全国平均合格率 | 最高合格率 | 最低合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和4年(2022年) | 44.4% | 59.3%(佐賀県) | 29.8%(高知県) |
| 令和5年(2023年) | 43.7% | 55.2%(群馬県) | 21.4%(高知県) |
| 令和6年(2024年) | 44% | 62.3%(北海道) | 24.5%(沖縄県) |
ご覧のとおり、全国平均は43〜44%台でほぼ横ばいですが、合格率1位と最下位の差は毎年30〜38ポイントにもなります。

全国の合格率だけを見ているとこれに気が付きません。
合格率が高い「簡単な都道府県」ランキング上位5県

3年間のデータを見ると、安定して合格率が高い地域がはっきりと浮かび上がってきます。
ここでは単年度のランキングだけでなく、3年間の平均に注目して解説します。
以下は令和4年から6年までの平均合格率のトップ5です。
| 都道府県 | 3年間の平均 | 令和6年度 | 令和5年度 | 令和4年度 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 55.2% | 62.3% | 51.2% | 52.0% |
| 群馬県 | 54.5% | 51.2% | 55.2% | 57.1% |
| 静岡県 | 51.8% | 56.6% | 52.7% | 46.1% |
| 宮城県 | 49.7% | 55.0% | 44.7% | 49.4% |
| 大分県 | 49.6% | 35.7% | 54.9% | 58.1% |
北海道が高い合格率
最も注目すべきは北海道です。
3年間を通じて50%を超える合格率を維持しており、令和6年度には62.3%という圧倒的全国トップの数字を記録しました。
北海道・東北ブロックの問題は比較的基礎的な内容が多いとされ、毎年安定した合格率を出しています。
群馬県も高い
群馬県を含む関東・甲信越ブロックも見逃せません。
群馬県は令和5年度に55.2%で全国トップの合格率でした。

また、群馬県だけではなく、同ブロックの茨城県や栃木県も比較的高い合格率を維持しています。
静岡県など中部
中部地方(静岡県・愛知県・三重県)も安定勢力です。
この3県は3年間平均で48%以上合格率です。
特に令和6年は静岡県が56.6%、愛知県が56.7%、三重県が57.2%ととても高い合格率でした。
年度ごとの「当たり外れ」が少ないため、極端に合格率が低くなることはなさそうです。
安心して受験計画を立てられる地域と言えるでしょう。
大分県は令和6年に合格率が大きく下がった
大分県もこれまでは合格率は高かったのですが、令和5年の54.9%に対し、令和6年は35.7%と合格率が急落しました。
過去の合格率が高かったため、合格率を下げる目的で問題の難易度を上げる調整が入ったかもしれません。

来年はどうなるのか読めないわね。
合格率が低い「難しい県」ランキング

続いて、合格率が低い都道府県5つです。
| 都道府県 | 3年間の平均 | 令和6年度 | 令和5年度 | 令和4年度 |
|---|---|---|---|---|
| 高知県 | 32.6% | 46.6% | 21.4% | 29.8% |
| 福井県 | 34.8% | 40.1% | 33.8% | 30.6% |
| 沖縄県 | 36.2% | 24.5% | 39.5% | 44.6% |
| 島根県 | 37.4% | 50.2% | 28.2% | 33.8% |
| 愛媛県 | 38.6% | 51.8% | 25.3% | 38.7% |
高知県を含む四国地方
高知県は3年間の平均が全国最低の合格率です。
令和6年はほぼ全国平均と同水準の合格率でしたが、令和5年度には21.4%という数字を記録しており、5人に1人しか合格できない計算になります。
四国地方全体として合格率が低い傾向にあり、同ブロックの香川県・愛媛県も同様に低い水準です。
福井県、島根県、愛媛県の合格率は上昇傾向
福井県、島根県、愛媛県は、令和4年と5年合格率がとても低かったため、3年間の平均値を押し下げていますが、令和6年の合格率はいずれも上昇しています。
要注意!年度で難易度が激変する都道府県

注意すべきなのは、年度によって難易度が大きく変わる地域です。
中国・四国地方はその代表格です。
令和2〜3年は合格率46〜63%と非常に高かったのに、令和5年度には一転して20%台まで急落しました。
この振れ幅は全国でも突出しており、「昨年が簡単だったから今年も大丈夫」とは言えません。
九州・沖縄地方も令和6年度に大きな変動がありました。
令和5年度はエリア平均47.6%と高水準でしたが、令和6年度には30%にまで急落。
福岡県も53.4%から30.9%へと大幅に下がりました。
前年の合格率を見て「九州は受かりやすい」と判断した受験生は、大きなギャップに苦しんだことでしょう。

変動の激しい地域で受験する場合は、「最悪のケース」を想定した準備が必要です。
県ごとに合格率が異なる3つの理由

なぜ同じ登録販売者試験なのに、これほどの差が生まれるのでしょうか。
主に3つの理由があります。
1つ目は、試験問題がブロックごとに異なることです。
登録販売者試験の出題範囲と問題数は全国共通ですが、問題はブロック(地域)ごとに作成されています。
そのため、ブロックによって問題の難易度や出題傾向に差が出ます。
2つ目は、出題傾向の違いです。
例えば、ある地域では漢方・生薬に関する問題が多く出題される一方、別の地域では基本的な薬理学の問題が中心になるなど、出題される問題の傾向が異なります。
受験者の苦手な問題が多く出題されると合格率は下がります。
3つ目は、受験者層の違いです。
同じブロックの同じ問題でも県ごとに合格率が異なるのは、初受験者と再受験者の比率や、学習環境の充実度が関係しています。
令和5年度の北海道・東北ブロックでは、同じ問題なのに北海道51.2%、山形県39.7%と、11ポイント以上の差がありました。

前年の合格率が低かった地域は、落ちた受験者がさらに1年間勉強するので高得点を取りやすくなり、次の年の合格率は高くなるのかもしれないわね。
合格率を味方につける受験戦略3選

ここまでのデータ分析を踏まえ、合格率を戦略的に活かすための3つの方法をご紹介します。
戦略1|安定して合格率が高い県で受験する:北海道・群馬県・静岡県・宮城県
最もシンプルかつ効果的な戦略は、3年間のデータで安定して合格率が高い県を選ぶことです。
具体的には、北海道・群馬県・静岡県・宮城県が候補になります。
これらの県は年度による変動が小さく、毎年ほぼ全国平均以上の合格率を維持しています。
登録販売者試験はどの都道府県で受験しても構いません。
居住地や勤務地に関係なく、全国どこでも受験できます。
そして、どこで合格しても資格は全国共通で有効です。

合格率の高い都道府県で受験する人はたくさんいます。
戦略2|複数の都道府県で受験する
登録販売者試験は、異なるブロックであれば同じ年度に複数回受験できます。
試験日程はブロックごとに異なり、例年8月下旬〜12月中旬に実施されます。
そのため、8月に北海道ブロックで受験し、10月に関西ブロックでも受験するといった併願が可能です。
併願のメリットは、単純に合格のチャンスが増えることです。
1回目の試験で手応えが微妙だった場合でも、2回目があると思えば精神的な余裕も生まれます。
ただし、受験料(各県1万円〜1万5千円程度)や交通費がかかる点は事前に計算しておきましょう。
戦略3|受験地の過去問を徹底的に対策する
受験地が決まったら、その地域の過去問対策が合否を分けます。
効果的な過去問対策の進め方は以下のとおりです。
- 受験地域の過去問を最低3年分解いて出題傾向を把握する
- 他ブロックの過去問も直近1年分は解いておく(問題の使い回しがあるため)
- 漢方・生薬など、地域によって出題量が異なる分野は重点的に対策する
- 5科目すべてで足切りライン(35〜40%)を超えられるよう、苦手科目をなくす
過去問は各都道府県の公式サイトで公開されているほか、市販の問題集でも地域別にまとめられたものがあります。
合格率の高い県で受験し、かつ過去問対策を万全にすることで、合格の可能性は格段に高まります。
まとめ|データを活用して賢く合格を目指そう
この記事では、令和4年〜令和6年の3年間の合格率データをもとに、登録販売者試験の「難しい県」と「簡単な県」を分析しました。
最後に、結論を整理します。
- 安定して合格率が高い県(簡単な県):
北海道、群馬県、静岡県、宮城県(毎年44〜62%) - 慢性的に合格率が低い県(難しい県):
高知県、福井県、沖縄県(毎年21〜46%) - 年度で変動が激しい要注意地域(予測しにくい県):
中国・四国地方、九州・沖縄地方 - 複数の地域で受験すれば合格チャンスは広がる
登録販売者試験は、正しい情報と戦略を持って臨めば、十分に合格できる試験です。
3年分のデータが示す傾向を味方につけ、ご自身に合った受験プランを組み立ててみてください。
この記事を読んでくださった皆さんの合格を、心から応援しています。
登録販売者の通信講座一覧
登録販売者資格の通信講座の比較表です。
合格率、料金、給付金の有無、学習期間を比較しています。
通信講座名に公式サイトのリンクを貼っています。
| 通信講座 | 合格率 | 税込料金 | 給付金 | 学習期間 |
|---|---|---|---|---|
| 三幸医療カレッジ | 89.0% | 35,200円 | 対象 | 最短3か月 |
| ヒューマンアカデミー通信講座 | 85.1% | 56,100円 | 対象 | 標準6か月 |
| キャリカレ | 70.7% | 68,800円 | 対象 | 最短3か月 |
| スタディング | なし | 33,000円 | なし | なし |
| ユーキャン | なし | 54,000円 | 対象 | 6か月 |
| ココデル虎の巻 | なし | 35,200円 | なし | なし |
| LEC | なし | 29,800円 | なし | なし |
| SMART講座 | なし | 39,600円 | なし | なし |
| オンスク.JP | なし | 月額1,628円 | なし | なし |
給付金とは?
厚生労働省指定の一般教育訓練給付制度のことです。ハローワークに申請することで、受講料の20%が受講終了後に支給されます。
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