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登録販売者になるには?資格の取り方を5ステップで解説【未経験でも合格できる】

登録販売者になるには?資格の取り方を5ステップで解説【未経験でも合格できる】

登録販売者って誰でもなれるのかな?
資格の取り方がわからない…。

登録販売者は、学歴・年齢がまったく不問で、誰でも受験が可能です。

高校を卒業していなくても、50代から挑戦しても、医療系の知識がゼロでも受験できます。

この記事では、試験の合格から一人前の登録販売者として実際に働き始めるまでの全体像を5つのステップに沿って紹介します。

登録販売者のおすすめ通信講座は三幸医療
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登録販売者とは?まず知っておきたい基礎知識

登録販売者とは?まず知っておきたい基礎知識

登録販売者の役割と扱える医薬品の範囲

登録販売者とは、一般用医薬品(OTC医薬品)の第二類・第三類を販売できる専門資格です。

OTC医薬品とは、医師の処方箋なしに薬局やドラッグストアで購入できる市販薬のことを指します。

風邪薬・胃腸薬・解熱鎮痛剤など、日常的によく使われる薬の多くがこれに該当します。

この資格は2009年の薬事法改正によって誕生した比較的新しい資格です。

それまで市販薬の販売・説明は薬剤師にしかできませんでしたが、薬剤師不足の問題を解消するために登録販売者という制度が設けられました。

登録販売者の主な仕事は以下のとおりです。

  • お客様への市販薬の説明・選び方のアドバイス
  • 副作用・飲み合わせなどの相談対応
  • 医薬品の陳列・在庫管理
  • 販売記録の管理

また、登録販売者は都道府県が試験を実施する公的資格です。

国家資格に準ずる位置づけであり、社会的信頼度も高いことが特徴です。


薬剤師との違いを表で比較

薬剤師とどう違うの?」という疑問をよく耳にします。

以下の表で整理しました。

比較項目薬剤師登録販売者
扱える医薬品第一類・第二類・第三類第二類・第三類のみ
学歴要件薬学部(6年制)の卒業学歴不問
調剤業務可能不可
資格の種類国家資格公的資格(都道府県)
試験難易度非常に高い中程度(合格率40〜50%)
取得までの期間最低6年最短3〜5ヶ月の勉強で受験可能

薬剤師は調剤(処方箋に基づいて薬を調合する業務)ができる非常に専門性の高い資格ですが、取得までに膨大な時間と費用がかかります。

一方、登録販売者は「薬剤師を目指すほどではないが、薬の知識を活かして人の役に立ちたい」という方にとって、非常に現実的かつ実用的な資格です。

ドラッグストアの現場では登録販売者の需要が非常に高く、資格を持っているだけで給与・待遇面でも優遇される場合が多いです。


登録販売者の主な就職先と仕事内容

登録販売者の資格を活かせる職場は、ドラッグストアだけではありません。

主な就職先
  • ドラッグストア(最も求人が多く、資格者の需要が高い)
  • 調剤薬局(OTC販売コーナーを持つ薬局)
  • スーパーマーケット(医薬品コーナーを設けている店舗)
  • ホームセンター・家電量販店(医薬品を取り扱う店舗)
  • コンビニエンスストア(一部の店舗で医薬品を販売)
  • 製薬会社・医薬品卸(商品知識として活用)

特にドラッグストア業界は全国的に店舗展開が続いており、慢性的な登録販売者不足の状態が続いています。

パート・アルバイトでも時給が上がるケースが多く、主婦(夫)や副業としての活用にも向いています。

日常業務の具体例
  • お客様から「頭痛に効く薬が欲しい」と相談を受け、症状・持病・アレルギーを確認しながら適切な商品をご案内する
  • 薬の飲み合わせについて質問されたときに、わかりやすく説明する
  • 医薬品売り場の整理・補充、使用期限のチェックを行う
  • 必要に応じて、薬剤師への取り次ぎや医療機関への受診勧奨を行う

お客様の健康に直接関わる、やりがいの大きい仕事です。


登録販売者になるには?資格の取り方5ステップ

登録販売者になるには?資格の取り方5ステップ

登録販売者になるまでの道筋は、大きく5つのステップに分けられます。

登録販売者になるまでの流れ
  1. 試験に申し込む
  2. 試験勉強をする
  3. 試験を受けて合格する
  4. 販売従事登録をする
  5. 実務経験を積んで「正規の登録販売者」になる

ステップ3の合格がゴールだと思われがちですが、実はその後にも手続きと実務経験が必要です。

それぞれ順番に解説していきます。


【ステップ1】試験の申し込みをする

試験の実施時期・実施主体

登録販売者試験は、各都道府県が独自に実施します。

全国統一試験ではないため、都道府県によって試験日・問題が異なります。

  • 実施時期:年1回、主に8月〜12月の間に集中
  • 申込み時期:試験の1〜3ヶ月前が一般的

受験資格

受験資格は一切ありません。

2015年の法改正により、それまで必要だった「1年以上の実務経験」という受験資格が完全に撤廃されました。

現在は、以下の条件がすべて不問です。

  • 学歴(中卒・高校中退でも受験可能)
  • 年齢(10代でも60代でも受験可能)
  • 実務経験(医療・薬関係の仕事をしたことがなくてもOK)

受験料と申込み方法

項目内容
受験料12,800円〜18,100円(都道府県により異なる)
申込み方法各都道府県の担当窓口、またはオンラインで申請
申込みに必要なもの願書・写真・受験料(証明書類が必要な場合もある)

ポイント:複数の都道府県で同時受験が可能です。

試験日が重ならなければ、複数の都道府県に申し込んで受験できます。

合格の可能性を高める戦略として活用する人も少なくありません。


【ステップ2】試験勉強をする

勉強期間の目安

  • 標準的な勉強期間:3〜5ヶ月
  • 1日の勉強時間:1〜2時間程度

仕事や家事と並行しながら、コツコツと取り組める分量です。

「時間がない」という方でも、1日1時間を5ヶ月続ければ150時間以上の学習時間を確保できます。

学習方法の選択

学習方法は主に3つあります。詳しい比較は後で解説しますが、まずは概要を押さえておきましょう。

学習方法費用の目安向いている人
独学5,000〜8,000円(テキスト代)自己管理が得意な方・費用を抑えたい方
通信講座3〜6万円効率よく学びたい方・サポートが欲しい方
通学スクール5〜7万円対面授業を好む方・短期集中したい方

多くの合格者が選んでいるのは独学または通信講座です。

特に通信講座は、試験に出やすいポイントを絞って学べるため、忙しい方に支持されています。

関連記事
【比較表9社】登録販売者の通信講座はどこがいい?
【3社比較表】登録販売者の通学講座のおすすめ!
登録販売者の勉強法!独学3ヶ月で合格した私が教える最短攻略


【ステップ3】試験を受けて合格する

試験の形式

項目内容
出題形式マークシート(四択)
問題数120問
試験時間240分(4時間)
持ち込み不可

4時間という試験時間は、十分に見直しの時間が取れる設定です。

焦らず丁寧に解き進めることができます。

合格基準

合格するためには、2つの条件を同時に満たす必要があります。

  • 条件①:全120問の総得点が70%以上(84点以上)
  • 条件②:各科目ごとの得点が、都道府県が定める一定の割合以上(多くは35〜40%)

注意が必要なのは条件②です。

総得点が高くても、特定の1科目だけ極端に点数が低いと不合格になります。

苦手科目を作らないバランスのよい学習が重要です。

合格率

全国の平均合格率は毎年40〜50%です。

国家試験の中では合格率が高い部類に入りますが、決して「誰でも受かる」というわけではありません。

きちんと準備をした人が合格しているとも言えます。


【ステップ4】販売従事登録をする

試験に合格しただけでは、登録販売者として医薬品を販売することはできません。

この点は非常に重要です。合格後に必ず必要になるのが「販売従事登録」という手続きです。

販売従事登録とは

販売従事登録とは、勤務先のある都道府県に対して、登録販売者として働くことを届け出る手続きです。

登録が完了すると「販売従事登録証」が交付され、はじめて医薬品販売の業務につくことができます。

申請のタイミング

登録は、就職先(勤務先)が決まってから行います。

申請先は「勤務地の都道府県」であり、合格した都道府県とは異なる場合もあります。

申請に必要な書類と費用

必要書類備考
販売従事登録申請書都道府県の窓口またはHPから入手
試験合格通知書(合格証書)試験実施都道府県から発行されたもの
戸籍謄本または住民票発行から3〜6ヶ月以内のもの
診断書精神機能の障害がない旨の医師の診断書
雇用契約書(写し)など勤務先での雇用を証明するもの

登録手数料:約6,000〜9,000円(都道府県により異なる)

就職先が決まったら、できるだけ早めに手続きを進めましょう。

登録証が交付されるまでに1〜2週間程度かかる場合があります。


【ステップ5】実務経験を積んで「正規の登録販売者」になる

合格直後は「研修中の登録販売者」

試験合格・販売従事登録を終えた後も、すぐに「正規の登録販売者」として独り立ちできるわけではありません。

一定の実務経験を積むまでの間は、研修中の登録販売者という扱いになります。

正規の登録販売者になるための条件

過去5年以内に、通算2年以上・月80時間以上の実務(業務)経験を積むことが条件です。

条件内容
期間過去5年以内に通算2年以上
時間月あたり80時間以上
業務内容医薬品販売に関する実務または業務

フルタイムで働けば、おおよそ2年で条件を満たすことができます。

パートタイムの場合も、月80時間以上勤務すれば算入されます。

研修中と正規の違い

比較項目研修中の登録販売者正規の登録販売者
名札・表記「登録販売者(研修中)」と明示が必要「登録販売者」と表記できる
業務の制限薬剤師または正規の登録販売者の管理・指導のもとでのみ販売可能単独で医薬品の販売が可能
店舗への配置常に監督者の管理下が必要管理者として店舗に配置可能

研修中の期間は、先輩の登録販売者や薬剤師のサポートを受けながら実践的なスキルを磨く大切な時間でもあります。

実務経験を積む時間として、前向きに取り組みましょう。


登録販売者試験の内容と合格率

登録販売者試験の内容と合格率

試験科目と出題範囲

登録販売者試験は、全120問・筆記試験のみで構成されています。

出題範囲は全国共通の「試験問題作成に関する手引き(厚生労働省)」に基づいており、どの都道府県を受験しても大きな差はありません。

科目番号科目名出題数
第1章医薬品に共通する特性と基本的な知識20問
第2章人体の働きと医薬品20問
第3章主な医薬品とその作用40問
第4章薬事関連法規・制度20問
第5章医薬品の適正使用・安全対策20問

以下は各章の内容です。

  • 第1章:医薬品とは何か、リスクの考え方など概論的な内容。比較的とっつきやすいです。
  • 第2章:消化器・循環器・神経系など人体の仕組みを扱います。暗記量は多いですが、覚え方にパターンがあるため対策しやすい科目です。
  • 第3章:全120問中40問を占める最重要科目。風邪薬・胃腸薬・皮膚薬など医薬品の種類ごとに成分・作用・副作用を覚える必要があり、暗記量が突出して多いです。
  • 第4章:薬機法(旧薬事法)など法律・制度の理解が中心。問われるポイントが絞られているため得点しやすい科目です。
  • 第5章:医薬品の正しい使い方や副作用報告制度が中心。第4章と並んで得点源にしやすい科目です。

「第3章」が最大のヤマ場です。

出題数が40問と全体の3分の1を占めるうえ、医薬品の成分名がカタカナで複雑なものが多く、混乱しがちです。

試験対策では第3章に勉強時間の40〜50%を集中させるのが定石です。


合格率と難易度はどれくらい?

全国平均合格率の推移

直近数年間の全国平均合格率は40〜50%台で推移しています。

「受験者のおよそ2人に1人が合格する」という水準が続いています。

都道府県別の合格率の差

登録販売者試験は都道府県ごとに問題が作成されるため、都道府県ごとに合格率に差が生じます。

合格率が高い都道府県では60%を超えることもある一方、厳しい都道府県では30%台になるケースもあります。

受験する都道府県の過去問を必ず確認しておきましょう。

関連記事:【調査結果】登録販売者試験の難しい県と簡単な県

他の資格と比べた難易度は?
資格合格率の目安
登録販売者40〜50%台
宅地建物取引士(宅建)15〜17%前後
医療事務(メディカルクラーク)50〜60%台
調剤薬局事務70〜80%台

宅建などの難関資格と比べると、登録販売者は難易度は中程度です。

暗記量の多さから「難しそう」と感じる方もいますが、試験範囲が明確で、過去問の繰り返しが有効な試験です。

しっかりと対策すれば、未経験からでも十分に合格を狙えます。


合格基準と「足切り」に注意

登録販売者試験の合格基準は、次の2つの条件を同時に満たすことです。

  1. 総得点が120点満点の70%以上(84点以上)
  2. 各科目で、その科目の出題数の35〜40%以上を得点

2つ目の条件が、いわゆる「足切り」と呼ばれるルールです。たとえば、第3章(40問)で40%未満しか得点できなかった場合、総得点が84点を超えていても不合格になります。

つまり、「得意科目で稼いで苦手科目をカバーする」という戦略は通用しません。苦手科目を作らないバランスのよい学習が合格への近道です。


登録販売者試験の勉強方法と費用を比較

登録販売者試験の勉強方法と費用を比較

独学で安く合格する

独学は最もコストを抑えられる方法です。

テキスト1冊と問題集を購入するだけで、合計3,000〜8,000円前後から学習をスタートできます。

メリット

  • 費用を最小限に抑えられる
  • 自分のペースで学習できる
  • すきま時間を有効活用しやすい

デメリット

  • スケジュール管理をすべて自分で行う必要がある
  • 疑問が生じても質問できない
  • モチベーション維持が難しい場面がある

おすすめの学習順序

  1. まず第1章から通読し、全体像をつかむ
  2. 第2章・第4章・第5章で基礎知識を固める
  3. 第3章に時間をかけて成分名・作用を繰り返し暗記する
  4. 過去問(都道府県別)を年度ごとに解き、弱点を洗い出す
  5. 間違えた問題をテキストに戻って復習するサイクルを繰り返す

登録販売者試験は、過去問と同じパターン・同じ切り口の問題が多く出題されます。

テキストを読み込むだけでなく、過去問を最低3年分・3回以上繰り返し解くことが合格への最短ルートです。

関連記事:登録販売者の勉強法!独学3ヶ月で合格した私が教える最短攻略

独学はほとんど費用がかからない点が最大のメリットね。


通信講座で効率よく合格を目指す

忙しい社会人や、独学では不安な方には通信講座が最もバランスのよい選択肢です。

通信講座は、カリキュラムに沿って学習を進められるため、「何から始めればいいかわからない」という方でも迷わずスタートできます。

メリット

  • 学習カリキュラムが組まれているため、計画を立てる手間が省ける
  • わからない部分を講師に質問できる(メール・チャット対応)
  • スマホ・タブレットで通勤中や育児の合間にも学習できる
  • 模擬試験や添削サービスが充実している講座も多い

費用の目安は3〜6万円程度です。

以下は通信講座の一覧表です。

通信講座名に公式サイトへのリンクを貼っています。

通信講座合格率税込料金給付金学習期間
三幸医療カレッジ89.0%35,200円対象最短3か月
ヒューマンアカデミー通信講座85.1%56,100円対象標準6か月
キャリカレ70.7%68,800円対象最短3か月
スタディングなし33,000円なしなし
ユーキャンなし54,000円対象6か月
ココデル虎の巻なし35,200円なしなし
LECなし29,800円なしなし
SMART講座なし39,600円なしなし
オンスク.JPなし月額1,628円なしなし
登録販売者の通信講座の比較表

関連記事:【比較表9社】登録販売者の通信講座はどこがいい?

講座によっては合格時の返金制度を設けているものもあります。

費用対効果を考える際はそういった制度も含めて比較してみましょう。


通学スクール(対面講座)で短期集中

短期間で集中して合格を目指したい方には、通学スクールという選択肢もあります。

メリット

  • 疑問をその場で質問できる
  • 同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる
  • 強制的にスケジュールが決まるため、サボりにくい

費用の目安は5〜7万円程度です。

以下の2社が登録販売者の通学講座を提供しています。

通学講座三幸医療カレッジ未来ケアカレッジ
合格率89.0%非公開
税込料金71,280円54,450円
講座期間7週間6週間
通学頻度毎週1回全7回毎週1回全6回
場所東京、大阪、愛知、福岡、北海道関西のみ
公式サイト公式公式

関連記事:【3社比較表】登録販売者の通学講座のおすすめ!

週末集中講座や直前対策講座など、短期間に絞って開講しているスクールもあります。地方在住の方は選択肢が限られる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。


【比較表】独学・通信・通学のメリット/デメリット/費用

どの方法を選んでも、継続して学習できる環境を整えることが合否を分ける最大のポイントです。

項目独学通信講座通学スクール
費用5,000〜8,000円3〜6万円5〜7万円
学習期間の目安3〜6ヶ月3〜6ヶ月1〜3ヶ月
質問対応なしあり(メール・チャット)あり(対面)
スケジュール管理自己管理講座がサポート決まった日程に従う
スマホ学習テキストによる対応講座が多い基本的になし
向いている人自己管理が得意・費用を抑えたい忙しい社会人・主婦短期集中したい・仲間と学びたい

自分のライフスタイルに合った方法を選びましょう。


合格後の働き方と年収

合格後の働き方と年収

続いて、登録販売者試験に合格した後の働き方とその年収を紹介します。

登録販売者の年収・時給の相場

登録販売者の収入は、雇用形態や勤務先によって異なります。

正社員の場合
  • 年収の目安:約300〜400万円
  • 資格手当:月5,000〜20,000円が相場
パート・アルバイトの場合
  • 時給の目安:1,000〜1,500円(地域差あり)
  • 資格手当:時給+50〜200円が相場

資格手当は、持っているだけで毎月の収入に上乗せされます。

同じ職場でパートとして働く場合でも、登録販売者の資格があるだけで時給が変わることは珍しくありません。

資格取得にかかった費用は十分回収できます。


【タイプ別】あなたに合った働き方はこれ

主婦・育児中の方

パート勤務でスタートし、扶養範囲内で働くことも十分可能です。

ドラッグストアは早朝・夕方・土日のみといったシフトの融通が利きやすい職場も多く、育児との両立がしやすい環境が整っています。

転職を希望している方

登録販売者は、未経験でも正社員採用されやすい資格のひとつです。

ドラッグストア業界は慢性的な人材不足であり、資格保持者を積極的に採用している企業が多くあります。

「資格はあるが実務経験はない」という状態でも、研修を通じてスキルを身につけられます。

学生の方

在学中に資格を取得しておけば、就職活動で大きなアピールポイントになります。

医療・福祉・小売業など幅広い業界で評価される資格であるため、業種を問わず強みになります。

キャリアアップを目指したい方

登録販売者としてのキャリアパスは段階的に広がります。

登録販売者(実務経験を積む)→ 店舗管理者(店全体の責任者)→ エリアマネージャー → 独立・開業

実務経験を積みながら管理職を目指すことも、将来的な独立開業を目指すことも可能です。

登録販売者の資格はその入口になります。


研修中の登録販売者と正規の違いは?

試験に合格してすぐは「研修中の登録販売者」という扱いになります。

正規の登録販売者として認められるには、一定の実務経験が必要です。

研修中の登録販売者の制限

  • 一般用医薬品の販売には、薬剤師または正規の登録販売者の監督が必要
  • 単独で医薬品コーナーを担当することができない

正規の登録販売者になる条件

過去5年間のうち、通算2年以上(月80時間以上)の実務経験を積むことで、正規の登録販売者として認められます。

ただし、研修中であっても医薬品の説明や接客・健康相談など多くの業務は担当できます

研修期間は現場で力をつける大切なフェーズです。焦らず着実に経験を積んでいきましょう。


登録販売者の将来性|「廃止される」「意味ない」は本当?

登録販売者の将来性|「廃止される」「意味ない」は本当?

登録販売者の需要が増え続けている理由

登録販売者の将来性について不安を感じている方もいるかもしれませんが、現時点では需要は拡大傾向にあります。

以下のように、今後登録販売者はこれまで以上に求められるようになると考えられます。

  • セルフメディケーションの推進:医療費削減のため、国が「自分の健康は自分で管理する」意識の普及を後押ししており、市販薬の活用場面が増えています。
  • ドラッグストア市場の拡大:ドラッグストアは食料品や日用品も取り扱う「生活インフラ」として出店数・売上ともに伸び続けています。
  • 高齢化社会による健康相談ニーズの増加:高齢者の増加に伴い、薬の相談ができる専門家へのニーズが高まっています。
  • コンビニ・スーパーでの医薬品取り扱い拡大:コンビニやスーパーでも医薬品を販売する店舗が増えており、登録販売者を求める職場が広がっています。

関連記事:登録販売者資格は意味ない?”取るべき人”と”やめていい人”の判断基準


「廃止される」という噂の真相

ネット上で「登録販売者は廃止されるらしい」という情報を見かけることがあります。

しかし、これは事実ではありません

この噂は、過去の薬事法改正の経緯と登録販売者制度が混同されて広まったケースがほとんどです。

現時点では、厚生労働省から登録販売者制度を廃止する動きは出ていません。むしろ、社会的な需要の高まりから制度の維持・活用が継続される方向性にあります。


AIに奪われない仕事?登録販売者の強み

「AIの発展で、薬の説明もAIができるようになるのでは?」という声もあります。

確かに、薬の成分や用法・用量の情報検索はAIが得意とする分野です。

しかし、登録販売者の重要な価値は「対面での健康相談」にあります。

  • お客様の表情・声色・生活状況を読み取り、最適な提案をする
  • 「実は薬を飲むのが怖い」「副作用が心配」という不安に寄り添う
  • 病院への受診を勧めるべきタイミングを判断する

こうしたコミュニケーション力と判断力を組み合わせた対人業務は、AIが代替しにくい領域です。

登録販売者は「薬の知識を持ちながら、人と向き合う仕事」であり、その強みはこれからも変わりません。


登録販売者に関するよくある質問(FAQ)

Q. 登録販売者は国家資格ですか?

A. 薬機法に基づく公的資格です。

登録販売者は、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に基づき、都道府県知事が試験を実施し、合格後に販売従事登録を行う公的資格です。


Q. 何歳からでも受験できますか?

A. 年齢制限はありません。

受験資格に年齢・学歴・実務経験の条件はなく、何歳からでも受験できます。10代の高校生が合格するケースもあれば、60代以降にチャレンジして合格する方もいます。


Q. 登録販売者の資格に有効期限はありますか?

A. 資格自体に有効期限はありません。

ただし、登録販売者として働き続けるには、都道府県が定めた外部研修の受講が求められます。また、正規の登録販売者であり続けるためには、直近5年以内に2年以上の実務経験が必要です。


Q. 不合格だった場合はどうなりますか?

A. 受験回数に制限はなく、何度でも再挑戦できます。

不合格になっても、次年度以降に再受験することができます。さらに、都道府県ごとに試験日が異なるため、同じ年度内に複数回受験するチャンスがあります。前回の結果を活かして弱点を補強し、再チャレンジしましょう。


Q. 働きながら・子育てしながらでも合格できますか?

A. はい、十分に合格を目指せます。

フルタイムで働きながら・子育ての合間に・家事と両立しながら合格している方は多くいます。1日1〜2時間の学習を継続できれば、3〜6ヶ月での合格は現実的です。通信講座のスマホ学習を活用すれば、通勤時間や育児の合間のすきま時間も有効に使えます。


Q. 登録販売者の資格だけ取って、すぐに働かなくても大丈夫?

A. 資格の保持は問題ありませんが、早めの就業がおすすめです。

合格後すぐに就業しなくても、資格が取り消されることはありません。ただし、正規の登録販売者として認められるには過去5年以内に通算2年以上の実務経験が必要です。将来的に活躍したい場合は、できるだけ早く実務に就くことをおすすめします。


まとめ|登録販売者は「人生を変える第一歩」になる資格

ここまで、登録販売者になるための5ステップを解説してきました。改めて振り返りましょう。

ステップ内容
Step 1受験する都道府県・試験日程を確認し、申し込む
Step 2自分に合った学習方法(独学・通信・通学)で勉強する
Step 3試験を受験し、合格を目指す
Step 4都道府県に販売従事登録を行う
Step 5実務経験を積み、正規の登録販売者として活躍する

登録販売者は、学歴・年齢・職歴を一切問わず挑戦できる資格です。

主婦の方も、転職を考えている社会人も、就活を控えた学生も、誰にでも門戸が開かれています。

「薬の知識があれば、もっと人の役に立てる」「安定した仕事に就きたい」「キャリアの幅を広げたい」——どんな動機であっても、登録販売者の資格はその想いに応えてくれます。

まずは、あなたの住む都道府県の試験日程を調べるところから始めてみてください。

試験日から逆算して学習計画を立てるだけで、合格へのスタートラインに立てます。

難しく考える必要はありません。

一歩を踏み出した人だけが、手にできる未来があります。

登録販売者の通信講座一覧

登録販売者資格の通信講座の比較表です。

合格率、料金、給付金の有無、学習期間を比較しています。

通信講座名に公式サイトのリンクを貼っています。

通信講座合格率税込料金給付金学習期間
三幸医療カレッジ89.0%35,200円対象最短3か月
ヒューマンアカデミー通信講座85.1%56,100円対象標準6か月
キャリカレ70.7%68,800円対象最短3か月
スタディングなし33,000円なしなし
ユーキャンなし54,000円対象6か月
ココデル虎の巻なし35,200円なしなし
LECなし29,800円なしなし
SMART講座なし39,600円なしなし
オンスク.JPなし月額1,628円なしなし
登録販売者の通信講座の比較表

給付金とは?
厚生労働省指定の一般教育訓練給付制度のことです。ハローワークに申請することで、受講料の20%が受講終了後に支給されます。

登録販売者の受験記事一覧