名古屋市立大学コミュニティ・ヘルスケア教育研究センター(CHCセンター)暮らしの保健室では、毎週火曜日10:00~12:00に「なごやかサロン」を開催しております。
3月15日はなごやかサロンの特別イベントとして、「寸劇鑑賞・サックス鑑賞会」が開催され、34名の方が参加されました。
認知症の啓発を行っている認知症サポーターで構成された寸劇グループ、「オレンジリング」による寸劇「やさしいのが好き」が上演され、「ごみ出し」「買い物」の場面設定で、よい例・わるい例を示すことで、認知症の方との関わり方を教えてくださるものでした。
どちらの場面においても、「まず認知症の方の気持ちや考えを受け止める」「相手にとってわかりやすい方法で伝える・さりげなく手助けする」ということが大切にされていました。
この寸劇を通して、「認知症の方も、まわりの対応次第で住み慣れた地域で暮らしていける」ということを改めて感じました。
寸劇鑑賞のあとは、サックスデュオの「あやさと」さんによるサックスの演奏が行われました。演奏鑑賞だけでなく、「荒城の月」や「瀬戸の花嫁」、「世界にひとつだけの花」など数曲をサックス演奏にあわせてみんなでうたいました。大きなサックスを吹く姿と軽快な音、きもちのいい時間を過ごすことができました。
このサックス演奏は隔月の第3火曜日(次回は5月17日)に定期的に開催される予定です。
「なごやかサロン」は毎週火曜日10:00~12:00に開催されています。今回のような特別イベントや、参加者の方々との語り合い、学生さんによる様々な話題提供なども行われています。話したいこと、聞いてみたいことなどは皆さんのアイディアで行われます。参加申込・費用等は不要となっております。お気軽にご参加ください。
- 補足情報(開催日など)
- [開催日:3月15日(火)]