プロジェクトの達成目標
住み慣れた場所でずっとその人らしく暮らせる社会づくり(AIP)のために医学・医療の発展と向上を担う総合診療医、コミュニティ・ヘルスケア指導者、ICT医工学の実践的リーダの養成モデルとして、都市型高齢地区を拠点に以下の4項目を達成し、他地域に水平展開します。
「なごやかモデル」の達成目標
- 高齢社会に対応した多職種連携在宅医療をテーマとする総合診療医および多職種連携チーム養成プログラムの運用
- 学生の地域参加を中心とするコミュニティとの信頼関係の樹立による未来医療モデルの実践的医療研修フィールドの形成
- 地域の医師会、職能団体および行政との連携による多職種連携研修会を通じた在宅医療促進のための人材育成とキャリア支援
- 地域住民との連携による在宅型臨床研究およびICT医療工学技術の実証研究フィールドの形成
評価指標
- (1)受入れ人数 (5年間)
- コミュニティ・ヘルスケア卒前教育プログラム 1,495名
- 在宅医療・地域包括ケア研修プログラム 84名
- 総合診療専門医研修プログラム 50名
- コミュニティ・ヘルスケア指導者養成コース 110名
- ICT医工学の実践的リーダの養成 32名
- (2)育成される人材の業績 (5年間) AIP関連研究の論文・抄録発表 200編
- (3) AIPコミュニティの形成 (年間)
- 多職種協働チームによる在宅終末ケア 年間48件(地域の予測死亡者数115人の42%)
(42%は、2040年のわが国の死亡者数に対する在宅看取りが必要な比率) - 大学とコミュニティとの信頼関係の醸成による在宅医療剖検
- 多職種協働チームによる在宅終末ケア 年間48件(地域の予測死亡者数115人の42%)
- (4)実践研修地域での活動 (年間)
- 住民調査 1,600人(全住民の80%)
- ヘルスプロモーションへの住民参加 600人(全住民の30%)
- 「暮らしの保健室」の相談対応件数 200件
- 多職種協働チームによる高齢者支援 100件
- 多職種協働チームによる在宅医療・介護 80件