名古屋市立大学コミュニティ・ヘルスケア教育研究センター（ＣＨＣセンター）なごやか暮らしの保健室では、毎週火曜日10:00～12:00に「なごやかサロン」を開催しております。このサロンに、名古屋市立大学病院の薬学実務実習生（5年生）が定期的に参加しています。
名古屋市立大学3名と愛知学院大学1名による自己紹介とそれぞれの基礎研究テーマの紹介がありました。「腎機能の研究（塩分過多による高血圧を発症した動物モデル）」「甘草に含まれるグリチルリチン酸の輸送機能解析」「効果的な服薬指導・生活指導の開発」「在宅での糖尿病患者インスリン自己注射の指導法」など生活習慣病治療に関わる薬学研究の話を聞くことができました。その後、参加者17名と学生が4班に分かれ、今回のテーマ①『生きがいについて』②『薬の管理方法について』語り合い、後に皆で意見を共有しました。①生きがいについては「人と人との繋がりを大切にする」「趣味をもつ」「孫の成長」など人生を元気に楽しんでいる様子が伺えました。②薬の管理については「朝昼夜に分け仕分けケースに入れておく」「薬局で一包化してもらい飲みやすくして管理」など自分できちんと管理できているようでした。
参加者からは「学生さんと話をすると元気がもらえる」「高齢者にはやさしく相談にのってください」「今の学生は自分のやりたいことがやれてすばらしい」など励ましの言葉をいただきました。学生からは「最初は緊張していました。皆さんがあたたかく迎えてくださりうれしかった」「普段高齢者の方と話す機会がないので良かった」「信頼してもらえる薬剤師になれるよう頑張る」などお礼や決意の言葉がありました。このサロンでは、若い学生と高齢者がお互いに教えあい、そして学びあう機会になっております。
「なごやかサロン」は特別イベントや、参加者の方々との語り合い、学生さんによる様々な話題提供なども行われています。話したいこと、聞いてみたいことなど、皆さんのアイディアから企画をいたします。
参加申込・費用等は不要となっております。お気軽にご参加ください。
- 補足情報（開催日など）
- [開催日：9月26日（火）]