薬学部5年生による「薬局をもっと活用しよう」の研究発表会を開催しました。(2016年11月2日)

名古屋市立大学コミュニティ・ヘルスケア教育研修センター(CHCセンター)では、名古屋市立大学病院の薬学実務実習生(5年生)がなごやかサロン等で定期的に研究発表をしております。

11月2日は肌寒い日でしたが12名の方がご来場くださいました。まず、薬学部薬学科5年生 2名による楽しい自己紹介がありました。今回のテーマは 「薬局をもっと活用しよう」で、今年の4月から開始した「かかりつけ薬局」の制度について詳しい解説がありました。かかりつけ薬局やかかりつけ薬剤師をもつことで、薬の管理を一元化するメリットが話題になりました。また、お薬手帳を持つことは、薬の重複を防ぎ、旅行や災害時に薬の情報を正確に伝えることができる事、窓口で支払う金額が安くなる事など、耳寄り情報も聞くことが出来ました。さらに、10月から『健康サポート薬局』という、かかりつけ薬局と健康サポートをプラスした制度も始まり、薬剤師が飲み合わせや残薬、生活習慣病の予防などの助言や相談に対応できる環境を整えていると伺いました。薬剤師さんの世界も時代と共に変化している事がわかりました。次に、学生を囲んでの座談会では、今回のテーマに関する疑問点や意見、薬学生さんに対する期待などが話し合われ、充実した時間を持つことができました。

11-2%e5%86%99%e7%9c%9f_r


補足情報(開催日など)
[開催日:11月2日(水)]