名古屋市立大学大学院生企画講座~『認知症を理解する』認知症早期発見のポイント~を開催しました。(2016年12月2日)

名古屋市立大学コミュニティ・ヘルスケア教育研究センター(CHCセンター)なごやか暮らしの保健室において、地域と育む未来医療人「なごやかモデル」コミュニティ・ヘルスケア指導者養成コースのコミュニティ・ヘルスケア実習『名古屋市立大学大学院生企画講座』を今年度は4回開催しております。

2回目となるコミュニティ・ヘルスケア実習では、名古屋市立大学大学院医学研究科博士課程の大学院生(医師)による「認知症を理解する」が開催され、高齢者にとっては関心の高いテーマとあって31名の方がご参加くださいました。認知症とはどんな状態を言うのか、ボケと認知症の違い、認知症の見つけ方、治る認知症、治らない認知症など医師の立場から症例を交えながら詳細にお話ししてくださいました。また、認知症の治療の仕方、処方される薬剤などの説明があり、今後、認知症にならないための予防法や認知症の人に対し理解をしめすことが大切であること等詳しく話をしていただきました。講座終了後の質疑応答では、「認知症は遺伝するのか?」「どのくらいの症状で病院にいけばいいのか?」「アミロイドβとたんぱく質摂取の関係は?」など活発な質問がでて講座の内容をさらに深めることができ、参加者は、「認知症のことがよくわかった」「医師免許をお持ちなので距離があるのかと思ったら、非常に親近感を持った」「このような機会が増えると良い」と満足された様子でした。

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次回、名古屋市立大学大学院生企画講座は12月7日(水)10:00~11:30『がんの予防と便秘の対策』を予定しております。

参加申込・費用等は不要となっております。お気軽にご参加ください。


補足情報(開催日など)
[開催日:12月2日(水)]