名古屋市立大学大学院生企画講座『がんの予防と便秘の対策』を開催しました。(2016年12月7日)

名古屋市立大学コミュニティ・ヘルスケア教育研究センター(CHCセンター)なごやか暮らしの保健室において、地域と育む未来医療人「なごやかモデル」コミュニティ・ヘルスケア指導者養成コースのコミュニティ・ヘルスケア実習『名古屋市立大学大学院生企画講座』を今年度は4回開催しております。

3回目となるコミュニティ・ヘルスケア実習は、名古屋市立大学大学院医学研究科博士課程の大学院生(医師)による『がんの予防と便秘の対策』が開催されました。晴天の中29名の方がご参加くださいました。死亡原因第1位である「がん」にならないための1次予防法として生活習慣・生活環境などを改善することが大切であり、特に胃がんはピロリ菌が関係していること、2次予防として早期発見早期治療を行う為に年に1度の検診を受けることが大事であるとお話くださいました。次に大腸がんにならない為の便秘の予防についてのお話がありました。便秘には「ストレス型」「腸の動きが悪い」「腸の出口が悪い」の3タイプありチェックシートで各々のタイプを把握することができました。腸内細菌を整えるにはどんな食事を心掛けたらいいのか、普段どんな運動をしたら腸の動きを手助けできるのか、簡単な運動を実際に皆で行い、教えていただきました。講座後の質問では、ピロリ菌やその検査法、がんを予防する食べ物やがんの遺伝性についての質問がありました。参加者からは「医師なのでもっと堅い話かと思ったけれど、分り易く聞き易かった」「便秘の話が聞けてよかった」「今日の体操を続けます」等感想も多く、とても満足した様子でした。

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次回、大学院生企画講座は12月13日(火)10:00~11:30大学院生(理学療法士)による~息切れしていませんか?『誤嚥性肺炎と呼吸練習』~を開催します。

参加申込・費用等は不要となっております。お気軽にご参加ください。


補足情報(開催日など)
[開催日:12月7日(水)]