名古屋市立大学コミュニティ・ヘルスケア教育研究センター（ＣＨＣセンター）暮らしの保健室では、毎週火曜日１０:００～１２:００に「なごやかサロン」を開催しております。
今回で４回目となる地域と育む未来医療人「なごやかモデル」コミュニティ・ヘルスケア指導者養成コースのコミュニティ・ヘルスケア実習『名古屋市立大学大学院生企画講座』をなごやかサロンにて開催しました。
今週は、名古屋市立大学大学院医学研究科博士課程の大学院生（理学療法士）による「誤嚥性肺炎と呼吸練習」が開催され、朝から雨模様の寒い日にもかかわらず27名の方がご参加くださいました。高齢者の死亡原因の上位を占める肺炎とはどんな病気か、肺炎の種類、症状の説明があり、その後高齢になると起こりやすい誤嚥性肺炎の治療法、予防法についてのお話がありました。予防では口腔内は清潔に保ち、咳はきちんとし、呼吸をしっかりすることが大切であること、笑顔でいること、食事の時は正しい座位姿勢でよく噛んで食すること、また毎食前にお口（笑顔）体操の「あー」「えー」「べー」「おー」をするとお口周りの筋肉が動き、唾液も出やすく飲み込みやすくなると、そのやり方を皆で一緒に行いました。また、腹式呼吸・深呼吸の仕方も教えていただきました。参加者からは「分りやすく為になった」「お口の体操を食前にしたいと思います」「笑顔でいたいと思います」など感想をいただきました。
今年度のコミュニティ・ヘルスケア実習『名古屋市立大学大学院生企画講座』は今回で終了になります。来週のなごやかサロンは、「保健師による高血圧の話と認知症予防ゲーム」を予定しております。
「なごやかサロン」は毎週火曜日10:00～12:00に開催されています。特別イベントや、参加者の方々との語り合い、学生さんによる様々な話題提供なども行われています。話したいこと、聞いてみたいことなど、皆さんのアイディアから企画をいたします。
参加申込・費用等は不要となっております。お気軽にご参加ください。
- 補足情報（開催日など）
- [開催日：12月13日（火）]