名古屋市立大学コミュニティ・ヘルスケア教育研究センター(CHCセンター)暮らしの保健室では、毎週火曜日10:00~12:00に「なごやかサロン」を開催しております。
今年最初のなごやかサロンは、名古屋市立大学医学部3年生 地域医療研究室の4名による「延命治療とACP」を開催しました。学生からACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは何か、その中で具体的な延命治療法や栄養投与の仕方など詳しく説明がありました。その後、学生が作製したエンディングノートをアンケート形式で埋めていただきました。最後に、赤津先生からも補足説明として昨年10月の講座のおさらいがあり、改めて延命治療について考える機会となりました。
アンケート記入は参加者14名が4班に分れ学生1名が入り、内容についての質問に応えたり、記入してもらいながら高齢者の話を聞き、一緒に考えました。
参加者からは「もう既にエンディングノートに意思を書いている」「最近友人を突然亡くしたので、自分のもしもの時の思いを伝えるため家族全員に集まってもらうことを計画している」「ピンピンころりで死ぬために元気でいたい」などの声がありました。
学生からは「意思が伝えられない状態になってからでは遅いので、家族が迷わないように今から家族で話し合って伝えておいてほしい」「自分の祖母を通して延命治療のことを考えている」などの意見がありました。
来週のなごやかサロンは「新春サックス演奏会」です。演奏会後にも参加者にアンケートをお願いする予定です。
「なごやかサロン」は毎週火曜日10:00~12:00に開催しております。特別イベントや、参加者の方々との語り合い、学生さんによる様々な話題提供なども行われています。話したいこと、聞いてみたいことなど、皆さんのアイディアから企画をいたします。
参加申込・費用等は不要となっております。お気軽にご参加ください。
- 補足情報(開催日など)
- [開催日:1月10日(火)]