なごやかサロン 薬学部5年生による「サプリメントと市販薬の違いは?」の研究発表と座談会を開催しました。(2017年1月24日)

名古屋市立大学コミュニティ・ヘルスケア教育研究センター(CHCセンター)なごやか暮らしの保健室では、毎週火曜日10:00~12:00に「なごやかサロン」を開催しております。このサロンに、名古屋市立大学病院の薬学実務実習生(5年生)が定期的に参加しています。

1月24日は名城大学、金城学院大学の薬学部5年生2名による「サプリメントと市販薬の違いは?」と題した発表がありました。2か月ぶりの薬学生の研究発表には18名の方が参加くださいました。学生は、サプリメントと市販薬について、特徴や相違点、使用上の注意などをわかりやすく解説してくれました。薬局で購入できる医薬品は要指導医薬品と一般用医薬品(第1類~第3類)に分類されており、医師の処方がなくても薬剤師に相談して購入できます。スイッチOTCは、医師の診断・処方せんに基づき使用されていた医療用医薬品を薬局・薬店などで購入できるように転用(スイッチ)された医薬品です。今年1月から、スイッチOTCを使用した「セルフメディケーション(自主服薬)」の医療費控除の特例が始まりました。しかし、適応条件が複雑であるため、参加者は理解しづらかったようです。

発表後はいつも通り2班に分かれ薬学生を囲んで座談会が行われ、普段飲んでいる降圧剤や風邪薬、鎮痛剤、ジェネリック医薬品の話で白熱しました。学生は、参加者から鋭い質問や貴重な意見をたくさんいただき、緊張したものの貴重な経験でしたと振り返っていました。

1.24写真_R

「なごやかサロン」は特別イベントや、参加者の方々との語り合い、学生さんによる様々な話題提供なども行われています。話したいこと、聞いてみたいことなど、皆さんのアイディアから企画をいたします。

参加申込・費用等は不要となっております。お気軽にご参加ください。


補足情報(開催日など)
[開催日:1月24日(火)]