名古屋市立大学コミュニティ・ヘルスケア教育研究センター(CHCセンター)なごやか暮らしの保健室では、毎週火曜日10:00~12:00に「なごやかサロン」を開催しております。このサロンに、名古屋市立大学病院の薬学実務実習生(5年生)が定期的に参加しています。今回は授業の一環として医学部3年生1名も参加しました。
2月7日は北風が吹く寒い日にもかかわらず16名の方がご参加くださいました。まず学生3名から研究テーマや趣味を交えた自己紹介後、薬学生2名による女性高齢者に多い「骨粗鬆症」について発表がありました。代表的な治療薬であるビスホスホネート薬の種類や飲み方、副作用について解説がありました。次に、骨粗鬆症に関連するカルシウム、ビタミンD、ビタミンKについて、薬物療法と食事摂取の視点から説明がありました。さらに、普段から日常生活に日光浴、運動(ウォーキングやストレッチなど)を取り入れるなど、健康の保持増進や疾患予防につながる話を用意してくれました。
発表後は2班に分かれ学生を囲んで座談会が行われ、服用している骨粗鬆症薬、運動の仕方、薬の飲み合わせ、学生の研究などの話で盛り上がりました。最後は、全員集まり話題を共有しました。参加者からは、学生に期待をこめて「研究や勉強を頑張ってほしい」と激励の言葉を頂きました。学生からは「参加者の皆さんは健康に関心が高かった。答えられない質問があったので、しっかり勉強しなければと思った」「普段高齢者と話す機会がないのでとても参考になった」「楽しい時間を過ごせてよい経験でした」といった感想が聞かれました。
「なごやかサロン」は特別イベントや、参加者の方々との語り合い、学生さんによる様々な話題提供なども行われています。話したいこと、聞いてみたいことなど、皆さんのアイディアから企画をいたします。
参加申込・費用等は不要となっております。お気軽にご参加ください。
- 補足情報(開催日など)
- [開催日:2月7日(火)]