なごやかサロン 災害につよい薬の管理~東日本大震災での経験を活かす~を開催しました。(2017年4月11日)

名古屋市立大学コミュニティ・ヘルスケア教育研究センター(CHCセンター)なごやか暮らしの保健室では、毎週火曜日10:00~12:00に「なごやかサロン」を開催しております。

4月11日は名古屋市立大学薬学研究科 特任准教授 川出義浩先生(愛知県災害薬事コーディネーター)による災害につよい薬の管理~東日本大震災での経験を活かす~と題して実際に薬剤師として東日本大震災における医療支援の経験や感想を交えながら、災害時の医療体制や薬剤師の役割・薬の処方やおくすり手帳の大切さなどお話しくださいました。また、行政の大規模地震時医療活動訓練やモバイルファーマシー(災害対応医薬品供給車両)や災害時の医療支援の説明もありました。常用薬がある方は災害に備え普段から各自で薬の情報を所持し、家族や身の回りの人と情報を共有することが大切とのことでした。参加者からは「非常用の水や食料を今一度確認し、家族と話し合ってみます」など声が聞かれました。

4.11写真_R

「なごやかサロン」は特別イベントや、参加者の方々との語り合い、学生さんによる様々な話題提供なども行われています。話したいこと、聞いてみたいことなど、皆さんのアイディアから企画をいたします。

参加申込・費用等は不要となっております。お気軽にご参加ください。


補足情報(開催日など)
[開催日:4月11日(火)]