名古屋工業大学技術体験会を開催しました。(2017年10月7日)

名古屋工業大学では,毎年『技術体験会』を開催し,大学で研究が進められている最先端技術を地域の方々に体験していただいています.今年度は,①脳血流測定,②動体視力測定,③肌測定,④aLQ・ACSIVEの4つのブースを設け,23名の方が来場されました.
①脳血流測定(中段左)では,頭部に装着したセンサで脳の血流状態を測定し,リラックス時や会話時などにおいて,ご自分の脳血流の様子をご覧いただきました.②動体視力測定(中段右)では,画面上を動くマークの欠損位置を当てることにより,ゲーム感覚で自分の動体視力が何歳相当かを測定しました.③肌測定(下段左)では,特殊なレンズを装着したスマートフォンのカメラで肌を測定し,きめ細かさなどが点数化されました.④aLQ・ACSIVE(下段右)は無動力歩行の原理を応用した歩行支援機で,実際に装着して歩行してもらい,歩きやすさを体感して頂きました.
体験後のアンケートでは「技術の進歩に驚いた」「教員や学生と対話できて良かった」「表示内容の説明がよく理解できた(脳血流測定)」「テレビで見たことがあったが,実際に体験できてよかった(肌測定)」「こんな良い物があったら,少し安心した(aLQ・ACSIVE)」「電池を持たないシステムは良いと思った(aLQ・ACSIVE)」「右足の回転が悪かったが,aLQを装着したら回転が良好になるのを実感できた」「主人に体験させたかった」「次回もまた体験したい」といった声が寄せられ,ご来場の95%の方から満足したとの回答が得られました.
出展した学生からは,「高齢者の方々と直接話ができる良い機会となった」「直接要望を聞くことができた」「高齢者の体形をもっと意識する必要性に気付けた」などの感想が出され,工学研究を進める上でも有益な体験会になりました.


補足情報(開催日など)
[開催日:10月7日(土)]