名古屋市立大学コミュニティ・ヘルスケア教育研究センター（ＣＨＣセンター）暮らしの保健室では、毎週火曜日１０:００～１２:００に「なごやかサロン」を開催しております。地域と育む未来医療人「なごやかモデル」コミュニティ・ヘルスケア指導者養成コースのコミュニティ・ヘルスケア実習を今年度は2回、サロンにて開催しました。
2回目の大学院生企画講座は看護学研究科の大学院生（保健師・看護師・認知症ケア専門士）による「知ってなるほど!!認知症」―認知症予防と生活の工夫―を開催しました。15名の方がご参加くださいました。まず認知症についてどのくらい知っているかクイズ形式で確認し、認知症の症状や認知症予防のための生活の工夫について説明がありました。認知症の特徴的な症状に対して「どのような声賭け、対応をするか」また、「もし自分自身が認知症ならどう関わってほしいか」についてそれぞれが考えたことを出し合い、接し方の方法を学びました。実際に認知症の介護をした家族の貴重な経験談もあり、理解が深まりました。
最後に「認知症にならないためにどんな工夫をしているか」について参加者全員が発言し、「人と交流する」「毎日出掛ける」「地域活動に参加する」「体操」「活字を読む」などたくさんの意見が出され、普段から意識して生活している様子がうかがえました。参加者からは「認知症の話は何度聞いても再確認できる」など感想がありました。
「なごやかサロン」は特別イベントや、参加者の方々との語り合い、学生さんによる様々な話題提供なども行われています。話したいこと、聞いてみたいことなど、皆さんのアイディアから企画をいたします。
参加申込・費用等は不要となっております。お気軽にご参加ください。
- 補足情報（開催日など）
- [開催日：12月5日（火）]