なごやかサロン 薬学部5年生による~研究テーマ発表と座談会~Vol.8を開催しました。(2018年2月13日)

名古屋市立大学コミュニティ・ヘルスケア教育研究センター(CHCセンター)なごやか暮らしの保健室では、毎週火曜日10:00~12:00に「なごやかサロン」を開催しております。このサロンに、名古屋市立大学病院の薬学実務実習生(5年生)が定期的に参加しています。

今回は名古屋市立大学5年生4名が参加し、自己紹介と薬学研究テーマを発表しました。自己免疫や炎症を起こす原因物質(インターロイキン6)の研究や、iPS細胞を用い脳血管内皮細胞に分化させる方法など最新の薬学研究を聞くことができました。

座談会では、学生が参加者15名に質問したいテーマを①『薬の管理方法』、②『これからの身構えACP(Advance Care Planning)』として話し合いました。①「心臓の頓服薬は各部屋に置いておく」「毎日飲む薬はケースに入れ名前を付けておく」「一回分をまとめて袋に入れておく」など、各自、管理方法を工夫されていました。また、薬を一切飲まない方は健康の秘訣を話されました。②「エンディングノートは書いてある」「大きな荷物は処分した」「争いを避ける為に相続の分配は決めておく」「これから準備します」など様々でした。

なごやかサロンでは、以前からACPを取り上げていたので、既に将来のことを準備している方や、日頃から考えている方が多かったようです。学生からは「高齢者の方と接する機会がないので直接意見が聞けて良かった」などお礼の言葉があり、参加者からも「若い方と話すのは楽しく、勉強になる」「研究頑張ってください」など励まし声がありました。このサロンでは、若い学生と高齢者がお互いに教えあい、そして学びあう機会になっております。


補足情報(開催日など)
[開催日:2月13日(火)]